MCG Broadcaster2012/05/10 22:39

 「マイクキャンベルのギター大好き!」こと、[Mike Campbell: The Gitars] が再開。
 今回は、Chapter 3 "Irreplaceble Fender Broadcaster Part 1" 。かけがえのないブロードキャスターとのこと。
 ファーストアルバム制作時、トムさんはマイクのストラトキャスターを弾いていたので、マイクはこのブロードキャスターを弾いていた。さすがにネックが真っ黒になっているのだが、「これは絶対にクリーニングしない!する必要もないし、これも楽器の一部だから!」…と言い張っている。どうかなぁ。気持ちは分かるけど。どうなんだろう?

 ところで…ここでいきなり初歩的な質問!
 ブロードキャスターとテレキャスターの違いってどこ?私には同じ物に見えるのだけど…
 インターネットというのは便利な物で、すぐに答えが出た。なんでも、テレキャスターは当初、エスクワイア,さらに1950年にはブロードキャスターと名付けられて販売されていたとのこと。ところが、同じような名前のスネアがギブスンにあったので、翌年、改名を余儀なくされたというのだ。
 なるほど、要するに同じものらしい。そう言う訳で、マイクが所有する1950年型はブロードキャスターだというわけ。勉強になった。

 さて、マイクは "American Girl" のサウンドがいかに作られたかを披露してくれている。「トムはここに居ないので、トムのパートはループして、上に重ねる」のだが…いや、べつにトムさんを叩き起こして連れてきてくれても良いんですけど。だめ?女優は準備が必要?
 当人達は12弦を使った音を作りたかったが、二人ともまだ12弦は持っておらず、そこでトムさんのストラトとマイクのブロードキャスターを重ねた。それであの素晴らしいサウンドができたのだから、まさに必要は発明の母。
 コーダの格好良いソロについて、当初マイクは気に入らなかっただが、トムさんが「それ、いいよ!」というので採用になった。さすが、判断力に絶大の自信と信頼のあるトムさん。こういう電撃のように、「自分たちのサウンドはこれだ!」という感覚が走る瞬間には、偶然の産物にしろ、誰かの一瞬の判断にしろ、とびきり冴えたものがあるのだろう。

 そういうわけで、ブロードキャスターのパート1はおしまい。次回、パート2をお楽しみに!
 いや、ちょっと待て。今回、初めて少し気になるものをマイクの背後に見つけたのだが…



 なにこれ?!
 まさかエルヴィスの等身大パネル?!え、どっかのお店のディスプレイを失敬してきたの?!
 この「ギター大好き」シリーズ、まさか背後にチラチラと怪しいものが出没する…みたいな、細工がしてあるのか?なんだか変に面白くなってきた。

 そして…女優の方は、オースティンからファンのみんなにゴキゲンメッセージをくれましたとさ。
 なんだかウグイスみないな格好ですが。ウィンクが可愛いからいいや。

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