Kings Road ― 2024/12/27 20:09
月に一度配信される、Heartbreaker's Japan Party さんのメール・マガジン、Depot Street を楽しみにしている。ネット上には膨大で雑多な情報が乱れ飛んでいるので、面倒になって遮断することも度々だが、このメール・マガジンという控え目ながらソースがしっかりしていて、しかも内容が充実している読み物には救われる思いだ。
12月の配信では、1983年にキャメロン・クロウがトムさんに短いインタビューした内容が掲載されていた。トムさんがバンドメンバーについて、そのキャラクターを説明しているのだが、スタンを「スタンリー」、マイクを「マイケル」と呼ぶのが面白い。
確かに、トムさんは急に「マイケル」とか「キャンベル」などと呼ぶことがある。もちろん「マイク」呼ぶ方が圧倒的に多いのだが、どういう時にどういうスイッチが入って呼び方を変えるのか、興味深くも、まったくつかみ所がない。
トムさんがギターソロ直前に、"Come on, Mike!" と呼びかけることは良くあるが、[An American Tresure] に収録されていたライブ・バージョンの "Kings Road" では、"Come on, Michael!" と叫んでいる。
この曲で歌われている Kings Road は、ロンドンのチェルシーにある道路で、60年代から最新ファッション、カルチャーの中心地となった。アメリカのいなかから出てきたハートブレイカー (a new world boy) にとっては、クラクラするような光景だったようだ。
「boys やら、girls やら、ちょっとよくわからない人やら」…トムさんこそ、女の子みたいに可愛いくせに。
Kings Road といえばでもう一曲、ストーンズの "You Can't Always Get What You Want" に登場する、"I went down to the Chelsea drugstore" のドラッグストアは、Kings Road にあり、いまはマクドナルドになっているそうだ。
1969年、ミックとキースは26歳。このダイナミズム、豊かな音色、心地よいリズム。プロデューサーがよほど手練れなのかと思えば、プロデューサーのジミー・ミラーも27歳だったというのだから、背筋が寒くなる。
12月の配信では、1983年にキャメロン・クロウがトムさんに短いインタビューした内容が掲載されていた。トムさんがバンドメンバーについて、そのキャラクターを説明しているのだが、スタンを「スタンリー」、マイクを「マイケル」と呼ぶのが面白い。
確かに、トムさんは急に「マイケル」とか「キャンベル」などと呼ぶことがある。もちろん「マイク」呼ぶ方が圧倒的に多いのだが、どういう時にどういうスイッチが入って呼び方を変えるのか、興味深くも、まったくつかみ所がない。
トムさんがギターソロ直前に、"Come on, Mike!" と呼びかけることは良くあるが、[An American Tresure] に収録されていたライブ・バージョンの "Kings Road" では、"Come on, Michael!" と叫んでいる。
この曲で歌われている Kings Road は、ロンドンのチェルシーにある道路で、60年代から最新ファッション、カルチャーの中心地となった。アメリカのいなかから出てきたハートブレイカー (a new world boy) にとっては、クラクラするような光景だったようだ。
「boys やら、girls やら、ちょっとよくわからない人やら」…トムさんこそ、女の子みたいに可愛いくせに。
Kings Road といえばでもう一曲、ストーンズの "You Can't Always Get What You Want" に登場する、"I went down to the Chelsea drugstore" のドラッグストアは、Kings Road にあり、いまはマクドナルドになっているそうだ。
1969年、ミックとキースは26歳。このダイナミズム、豊かな音色、心地よいリズム。プロデューサーがよほど手練れなのかと思えば、プロデューサーのジミー・ミラーも27歳だったというのだから、背筋が寒くなる。
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