Bob Dylan one-off release of Blowin’ in the Wind2022/07/09 21:24

 ボブ・ディランが去年、60年ぶりに "Blowin' in the Wind" をスタジオ録音し、新たな録音媒体,"アイオニック・オリジナル" のディスクに記録されたという。
 その一点もののディスクがクリスティーズのオークションにかけられ、予想を大きく上回る178万ドル(約2億4千万円)で落札されたという。

ボブ・ディラン、“Blowin’ In The Wind”を再レコーディングした音源が2億4000万円で落札

 Tボーン・バーネットが開発した新しい録音媒体、アイオニック・オリジナルというものは、どうやらアナログレコードに近い機構であり、従来のヴァイナルの盤に比べて保管クォリティが高くなると言うのだ。
 なんだかよく分からないが、とにかくアナログ・レコードにかなり近い感じが、このクリスティーズが作った動画から分かる。



 さぁ、こうなるとその唯一無二の媒体に記録された "Blowin' in the Wind" がどんな演奏なのか?唯一無二の盤に、それなりの再生器具が必要なのだろうから、おいそれと聞くことは出来そうにないのだが、どうやらその録音らしきものが、YouTune に上がっているではないか。



 明らかに音質はクリアではないので、何かいくつかの媒体を介した音ではある思うが…たぶん、その去年60年ぶりにスタジオ録音したものなのではないだろうか。雰囲気的に、ネット配信されたライブに近いような感じもする。
 「シナトラ期」を経て、どうやらディラン様は歌を丁寧に歌い上げる方向にシフトしつつあるようだ。それはそれでファンとしては嬉しいし、彼自身の曲の魅力がさらに伝わってくる。

 ディランは北米ツアーを無事終了したとのこと。さぁ、こんどはワールドツアーに出るのだろうか。それとも、こちらか見に行くことになるのか?楽しい未来を想像したい。

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