Summer VAC Movies2018/08/15 20:00

 夏休みは、いつも涼しいところに行く。
 涼しいところでどう過ごすか。出来るだけ無為に過ごしたい。今年は昼寝と、映画鑑賞で過ごした。

 まずは、「カムバック!Cuban Fury」(2014年UK)。コメディアンのニック・フロストが主演と言うことで、見たかった映画。



 ニック・フロスト目的だったが、クリス・オダウドが出ているとは知らなかった。彼のク ズっぷりが最高だった。こういう憎めないダメ人間をやらせると非常に上手い。
 イケてるアメリカの女性と、ダサいUK女子の対照も典型的で面白かった。UKの人というのは、自分たちのダサいところを自覚しつつ、それを愛しているのが良い。
 音楽はもちろん最初から最後まで、サルサ。徹底的にサルサ。凄く良いのだが、ただ私とは好みが合わないなぁ。

 次は「ONCE ダブリンの街角で Once」(2004年アイルランド)。アイルランドの音楽物だが、トラディショナルではないのでどうかな…と思っている内に見逃していた作品。



 これは、完全に音楽の勝ち。サウンド・トラック購入、即決。
 バスキングしながら、デビューを目指す男は、ちょっと元カノを引きずりすぎているのがどうかと思うが、良い音楽はそういう所から出来ると言えば、そうかも知れない。好みを言えば、ほかのバンドメンバーも加えて、もう少し人間関係があり、この男女を見守る視点も欲しかったかな。
 それにしてもこの男(グレン・ハンサード)は、容姿がセバスチャン・ベッテルに似すぎている!

 三つ目は、「フラワーショウ! Dare to Be Wild」(2015年アメリカ)



 予告編を見て、思っていたのとは違う映画だった。予告編の作り方の問題だろう。
 評価は…どうだろう。イマイチ。砂漠の緑化という重要なテーマも持ち合わせつつ、フラワー・ショウで金メダルと獲るという目標の同居は、ちょっと難しかった。イケメンはイケメンだが、行動に一貫性がなくて、あまり好感が持てない。
 アイルランドの自然と思想を映画の要素に取り入れてはいるが、音楽的には特になし。いや、あるのかも知れないが、ロックもトラディショナルも無いので、聴き所が無かったというべきか。

 四つ目は、「最強のふたり Intouchables」(2011年フランス)。



 これといった目的なしに、なんとなく見て、ふむふむ。なるほどね、という映画。マゼラッティは格好良い。ふむふむ。

 もう一つ、「ミニオンズ Minions」(2015年アメリカ)も見たのだが、これは1968年を舞台としており、音楽が良すぎる!そのような訳で、記事は別にする。