Bose / QuietComfort EarBuds II2022/10/15 23:53

 何度か記事にしたことがあるが、私は Boseの QuietComfort 20 の愛用者である。たしか、2012年ごろに発売されたと思うので、もう10年は経っている。それでも私が持っているイヤホンの中で、抜群の性能を誇っている。
 略して QC20 ―― 有線イヤホンではあるが、なんと言っても、ノイズ・キャンセリング機能が最強。しかも駆動時間が14時間。耳にフィットするイヤーチップも安定感があり、リモコンの操作性も良い。
 もはやこれがないと、飛行機や新幹線はもちろん、日常の公共交通機関は乗れないし、そのほかでも仕事中に雑音を消したいときや、眠るときのノイズ消しなどにも重宝している。最高の逸品で、現役器とともに、箱未開封の一つも確保している。

 しかし、ちょっと考えてみると、最近は毎日の通勤をしていない。それを思うと、QC20 は少しオーバースペックかも知れない。それに最近、エクササイズと会議用に使っている Bose SoundSport がワイヤレスなので、ワイヤレスの快適さも欲しい。
 丁度、Bose が完全ワイヤレスのノイズキャンセリングイヤホン QuietComfort EarBuds II を発売したので、これを買ってみた。略して QCEB2 ―― その長所と短所をまとめてみる。

 長所の最大のものは、その音質の良さだ。私はあまりオーディオ器機に興味が無いので音質がどうこうとあまり言わないのだが、この音の良さは際立っていた。音の解像度が高く、全ての音がくっきりと立って聞こえる。バンドの演奏なら、そのバンド編成の真ん中に立って、目でも演奏者を見ているような感覚がする。これまで潰れて聞こえていた音がすべてほどけて、鮮やかに響くこの音質は、本当に素晴らしい。
 次の長所は、やはり完全ワイヤレスの快適さだ。ケーブルにつねに気を遣わなければならない有線の問題を、完全に解決し、再生,停止,aware(外音取り込み)と Quietモードの切り替え、音量調節、曲送り,戻しまで、本体をタップするだけでできる。タップにはちょっと癖があるので、慣れが必要だが、これは時間の問題だろう。

 さて、短所である。残念ながら数え上げると QC20 と比べての短所の方が多い。
 まず、駆動時間が短い。最大6時間、ケース充電を複数回挟めば最大24時間だが、何にせよ連続では6時間しか駆動しない。これではニューヨークやヨーロッパへのフライトには耐えられないし、新幹線を使っての移動でも足りなくなってしまう。
 次に、落ちる。物理的に落ちる。これまでの耳にはめ込む大きなイヤーチップではなく、小さなイヤーチップを耳の穴に入れ、外周にスタビリティバンドを巻き、これで外耳の窪みに固定するのだが、これが不安定で、すこし早く歩くと簡単に落ちる。常に落ちることに気を遣ってヒヤヒヤしなければならないのは、大きなマイナスだ。
 三つ目。これが最大の短所だが、ノイズキャンセリング機能が QC20 と比較すると明らかに劣る。私の感覚だと、QC20 のノイズキャンセリング機能が100だとしたら、QCEB2 は60~70といったところだ。QC20 なら完全に聞こえなかった乗り物のノイズ、人の話し声などが、かなり気になる。もちろん、QCEB2 を外してみれば、もっとすごいノイズがあり、ノイズキャンセリング機能がかなり働いていることは分かるのだが、QC20 の性能に10年慣れた身としては、これはいただけない。QuietComfort を名乗るのは、QC20 に対して失礼ではないだろうか。

 以上が、10年前に発売された QC20 と、最新の QCEB2 との比較である。やはり QC20 の性能と信頼性は揺らぐことはなかった。かといって QC20 を酷使し続けるわけにも行かない。そこで、日常使いとしてのイヤホンは、QCEB2 で妥協することにする。ノイズキャンセリングの劣る点も、音質の良さで埋め合わせられるし、慣れということもあるだろう。
 そして、ここぞという所で、QC20 を使う。長距離移動、睡眠、より完璧な環境など。現役器、そして予備器を使い潰し終わる頃には、Bose がQCEB2 の短所を全て克服し、QC20 並みの製品を完全ワイヤレスで実現することを期待する。



 そのような訳で、私が所持する Bose は合計六つになった。CDプレイヤー, Bluetooth スピーカー,QuietComfort20(2個),QuierComfort EarBuds II, SoundSport ―― でもまぁ、実のところオーディオにはそれほど興味はないし、凝ってもいないつもりである。

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