Echo in the Canyon / The Philosophy of Modern Song / If Not For You2022/03/10 21:40

 興味深いニュースが、いくつか入ってきている。
 まずはこちら。待望の "Echo in the Canyon" の日本での公開だ。

『エコー・イン・ザ・キャニオン』5月27日(金)公開決定!

 わーい!これは心待ちにしていた。まさにロック最盛期「ウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンの歴史的音楽シーンのルーツを紐解くドキュメンタリー映画」である。
 トム・ペティ関係の映画ではあるが、彼はちょっと当時の音楽の偉大さをジェイコブ・ディランに向かって、リッケンバッカーを抱えて語るだけである。それだけでも要素過多だが…重要なのは、おそらくこの映画に登場するトム・ペティのインタビューが、彼の生前最後の「動画によるインタビュー」であろうことである。
 無論、ザ・バーズ、ビーチボーイズ、CS&N などなど錚々たる面々の音楽を、大物ばかりが揃って証言するのも面白いし、ジェイコブとその仲間たちとのライブも見応えがある。楽しみだ。

 ボブ・ディランは久しぶりに本を出すらしい。

『The Philosophy of Modern Song』11月8日に発売

 「スティーブン・フォスター、エルヴィス・コステロ、ハンク・ウィリアムズ、ニーナ・シモンなどのアーティストの楽曲についてディランが執筆した60本以上のエッセイが収められています」とあるので、一つ一つのエッセイは短そうだ。これは英語読書再開だな…
 それはいいけど、ディラン様。バイオグラフィーの続きはどうなったの?さらなるジョージ・エピソード、トムさん・エピソードを待っているのですが。

 ジョージとディラン様といえば、[Concert for Bangradesh] での "If Not For You" の様子が、ファンによってレストア,公開されたというニュースも流れてきた。一ファンの行動が翻訳ニュースになるのだから、たいした物だ。

ボブ・ディランが71年にジョージ・ハリスンと「If Not For You」をリハーサルしている映像 ファンが4Kレストア化

 肝心の動画が、こちら。



 いいね…いつ見てもいい…。最高。
 ジョージの顔に視線を釘付けにするディラン様に釘付け。ジョージを見つめてないと窒息でもするかのようだ。しかめっ面のようで、実は終始ニヤニヤしている。二人で "I judt wouldn't have a clue" のところで、笑い声を上げてしまうのも、可愛さ大爆発。
 この動画、うまくジョージやスティル・カメラマンのコメントなどを前後につなげて、このときのディランやジョージの様子を伝えている。
   さらに、これまで見ていたものより、演奏後のざわついた感じのシーンが長く、3分30秒ぐらいで、ジョージの右手がアップになるのなんて、たまらーん!ジョージの美しい腕,手の甲,浮き出た血管がはっきり見えるともう、発狂しそう。ファンというのは、そういったものだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの制作者名最初のアルファベット半角大文字2文字は?

コメント:

トラックバック