Awaiting on You All2021/09/09 21:59

 ジョージの [All Things Must Pass] は、いろいろなバージョンで5組持っている。いずれも CD だ。
 最初に買ったのは、たぶん1990年代で、帯に「再リリース」と書いてあるが、これは初の CD 化の再販 ―― ということだろうか。  ジャケット・イメージの雑さときたら、ブートではないかと言うほどのお粗末な物だったが、何はともあれジョージがロックしに残した金字塔である。一生懸命聴いた。

 聴き始めたころ、一番のお気に入りの曲は、"Awaiting on You All" だった。逆に評判の高い "My Sweet Lord" はピンとこなかった。
 "Awaiting on You All" の方が、ポップで魅力的で、ゴージャスで格好良かった。[ATMP] は名曲揃いで ―― ほかにも "Wah-Wah", "Isn't it a Pity", "What Is Life", "All Things Must Pass" などなど、凄い曲ばかりが並んでいるから分からないが、"Awaiting on You All" のアピール度は、他のアルバムであれば、シングル・カットものだったろう。

 オリジナル録音は、やはり煙は立ちこめているようなぼんやりした音だが、今回の50周年リマスターでは、その煙がすっかり消え去り、クリアな空気の中にビッグ・バンドが堂々たる演奏をみせ、ジョージの声が前面に出ている。その魅力はますます増したようだ。



 歌詞はいたって宗教的、思索的な内容。神の名を唱えるだけで自由になれるという。ポップな曲調にしては凄い内容。
 ジョージ曰く、特に曲を作ろうとしたわけでもなく、寝る前に歯を磨いていたら、何となく "You don't need フンフン…”とわいてきて、とっさに書き取ったのだという。天才が絶好調のときは、こういうことがよくあるらしい。

 人数さえ揃って、メインヴォーカルに自信があれば、ライブでやって凄く格好良い曲だ。その割にはあまりカバーされていないのは…宗教色が強すぎるのだろうか?
 ともあれ、ジョージ本人はライブでやる格好良さを分かっていて、[Concert for Bangladesh] で披露している。そして誰にとっても当てはまる何かがあるだろうと、 "You don't need...." と、歌詞を一部はしょっている。



 実のところ、[Concert for George] でも、[George Fest] でも誰も演奏していないし、ジョージのトリビュート・アルバムでもこの曲を聴いたことがない。
 ぜひともダニーには、ビッグバンドを率いてライブでやってほしい。なに、大丈夫。リンゴも、クラプトンも、ジェフ・リンも、マイク・キャンベルも、ベンモント・テンチも、ダニーなら召集できるさ!

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