ギターの選択2021/03/05 19:45

 私はアルコールを飲まないので、アルコールの CM というものにはあまり興味が無いのだが、これはちょっと、おおっ?! ―― と思った。



 なんだ、このギターは?!
 なんでも、特注の一本物だそうだ。実際の音は、まともなギターとアンプを使ってるのだろう。
 ちゃんと、ギターの弾きマネ演技指導者さんもいる。撮影中の、ギターの扱いも担当していた様子。派手な見た目で、珍しい緑のリッケンバッカー(615?)を持っているから、プロのミュージシャンなのだろう。

 先日の記事で紹介したデイヴィッド・ボウイの "Starman" でこそ、このギターは使われるべきだった。
 そもそも、別の星からやってきた、あの見た目の宇宙人が、エグモンドの12弦アコースティックなんて、シブい物を弾いているというのは、違和感があったのだ。せめて、フライングV か、レスポールのゴールド、真っ赤なストラト辺りではないだろうか。

 エレクトリック・ギターいうものには、音だけではなく、見た目の「ロマン」も重要。ここぞと言うときに、イケてるギターを、誇らしく見せつけることも、ロックンローラーには必要だ。
 この1980年の "American Girl" で、トムさんが弾いているリッケンバッカー362なんて、どう見ても弾きにくそうだし、重すぎるだろう。でもたぶん、トムさんは入手したばかりで、嬉しくてたまらず、見せびらかしたかったに違いない。軽やかにテレキャスをひいているマイクと対照的で、ちょっと笑える。

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