Tom Odell2021/01/27 22:12

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ仲間であり、ボブ・ディラン仲間でもある C さんは、音楽をすすめるのが上手だ。C さんが「いいよ」と言った物は、大抵私も気に入る。
 トム・オデールは、そんな C さんおすすめのアーチストだ。
 詳細は知らない。1990年 UK はチェスター出身。ピアノを猛烈に弾きながら素晴らしい楽曲を歌い上げる。
 もしかしたら、顔が若い頃のセバスチャン・ベッテルに、少し似ているかも知れない。

 まずは、デビュー・アルバムにして、既に名作だった、[Long Way Down] から、"Grow Old with Me"



 エルトン・ジョンに近いかも知れないが、オデールの声には、ある種の「無理」がある。
 この「無理」なところが、絶妙にオデールの良さになっている。エルトン・ジョンや、ビリー・ジョエルは上手すぎるのだ。その点、オデールのちょっと心許なくて、危うい声質は、心に引っかかる感じをもたらし、喉の奥がやけるような切望感に満ちている。
 完璧ではないけれど、その不完全なところに美が、心が、宿っている。ロックという音楽の一つの要素を、彼はその独特な声で讃えている。

 セカンド・アルバム [Wrong Crows] ―― ジャケットはイマイチだが、これも良いアルバム。
 "Silhuette" は、古風なオーバー・プロデューシングにも負けることなく、オーケストレーションを上手く使った。それでも彼の声が埋没していない録音,ミキシングも凄く良い。



 最後は、最新アルバム [Jubilee Road] から、"If You Wanna Love Somebody" ―― 感動的なメロディ、簡素な歌詞、ハンドクラップ,コーラス、オルガンの使い方など、かなり完璧な一曲だ。

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