Tom Petty on The Larry Sanders Show2019/10/03 19:40

 トム・ペティが亡くなって二年になった。
 遠い昔の出来事のような、つい昨日のことのような。どこか現実味がなくて、不思議な感じ。
 偉大なるロックンローラー、トム・ペティ。あなたの音楽は、いま私たちのそばにある。あなたはいま、どこにいる?

 さぁ、ここで!トム・ペティ生前の映像を見てみよう!
 生前も生前、1998年。珍しいテレビ出演である!トムさん48歳。若い~!



 シット・コムの [The Larry Sanders Show] に本人役で登場したトムさん。
 [The Larry Sanders Show] という架空のトーク・ショーの裏側をコメディにしたドラマで、この回は、ホストがショーの最終回を迎えるというエピソード。
 楽屋で待っているトムさん、既に三人もミュージック・ゲストがでてきてうんざり。もう自分は必要ないだろうとプロデューサーに詰め寄り、ほかの出演者と喧嘩!

 おおお~!怒って、喧嘩の演技をするトムさん~!すごーく珍しい!
 1998年というと「ポストマン」(黒歴史?)と、[Echo] の間で、メディアへの露出の少なかった時期だ。

 トム・ペティの音楽の素晴らしさは言うまでもないのだが、女子ファンとして主張したいのは、トムさんの姿の素敵さ。
 愁いを帯びた瞳に、ニヒルな口元、ゴージャスな金髪だが、すっきりしたシルエット。やや小柄で、危うい細さ。インドア系アート男子で、ロックンロール!
 そういうところも含めて、トム・ペティは唯一無二のトム・ペティだった。

Sister Hazel Sing Karaoke Songs2019/10/07 20:38

 トム・ペティに先立たれた私は(年上の場合はそう言わないか・・・)、今となってはライブが見たいアーチストなんて、それほど多くはない。ボブ・ディラン、ストーンズ・・・あと・・・うーん、うーん。
 おお、シスター・ヘイゼルはすごく見たい。今でもしょっちゅうライブをしているから、見られないことも無いのだが、いかんせん箱が小さく、スタンディングばかり。
 アクセスが良くて、シートのちゃんとあるところでやってくれないかな・・・

 そのシスター・ヘイゼルの、カラオケ・チャレンジ!彼らには "Karaoke Song" という持ち歌もある。
 五人で仲良く挑戦です。ライアン・・・ライアン・・・!すっかり首回りに肉がついちゃって・・・(泣)



 ここに登場した曲は、アメリカでは誰でも知っている曲なのだろう。
 ところで、リック・スプリングフィールドの "Jessie's Girl" という曲が選ばれている。
 実は、私のごく親しい友人に、リック・スプリングフィールドのファンだという人がいる。なんだか既に笑いのネタになりつつあるのだが、好きなはずだ。しかし、私はその存在しか知らず、ちゃんとリック・スプリングフィールドという人を見たり聴いたりしたたことがない。
 ふむ、良い機会だから見てみよう。どれどれ・・・



 あー・・・なんだろう、ごめん!私には、ちょっと違う!
 いや、ハンサムだと思うよ。格好良いし、曲も良いと思うよ。でもなんだろ?何かが違う!なんかね、"Hey Jude" で顔がアップになるポールを見たときのイラっと感がするのよ!
 時代的な問題でダサく感じるからかな・・・でもそんなこと、トム・ペティ・ファンに言われたくないよね。

 シスター・ヘイゼル絡みのついでとは言え、リック・スプリングフィールドも良い迷惑だろう。

All for You2019/10/11 21:29

 私は危機感を持った。
 前回の記事をそのままにしておくと、ゲインズヴィル出身の素晴らしいロック・バンドのシスター・ヘイゼルが、ただのアメリカン・メタボな仲良しおじさん五人組になってしまうではないか。

 いかん、ヘイゼルの良さをもっとアピールせねば。
 ジェット以外はいまや全員メタボで、頭髪もとっくに悟りの境地に入ってばかりだが、少なくともライアンは細くて長髪のすてきなイケメンだったことがあるのだ!

 しかし、sister hazel を画像検索しても、見た目イケてないけど、人の良さそうな(実際に人が良い)おじさんたちの写真しか出てこない!
 唯一、彼らの代表曲である、"All for You" のプロモーション・ビデオだけは、ライアンが細くてキラキラしている。これだ、コレを見なければ!

 先に曲の解説をすれば、もともと1993年に発表した彼らのデビューアルバムに、アコースティック・バージョンが収録されていたのが最初だ。
 この一枚目の時点で、ライアン・ニューウェルはまだフロリダ大学在学中で、バンドの正式メンバーではなく、Additional Musicians に名を連ねている。"All for You" には参加していない。
 1997年、ライアンが正式メンバーとなってセカンド・アルバムを発表したとき、"All for You" をフル・バンド・バージョンとして採録したところ、これがビルボード11位という、輝かしいヒットを飛ばした。ビデオは、もちろんライアンがリードギターを弾く、フル・バンド編成である。
 これがきっかけとなって彼らの人気が確定的となり、コンスタントにアルバムを発表し、ライブを続ける実力派ロック・バンドの名を得ている・・・はずだ。

 熱心なトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ・フォロワーでもある。同郷の先輩のロックンロールを聴いて、ヘイゼルはその活動を開始して今日まで続いている。TP&HBが好きな人には、ぜひ聴いてほしいと思う。

忙しい日曜日の発見2019/10/15 21:49

 日曜日はとても忙しかった。
 まずお世話になっている Heartbreaker's Japan Party さん主催の Project X のために、台風の混乱の残る都心に出なければならず、迂回を余儀なくされる。
 あれやこれやで、忙しくも楽しい時を過ごし、夜はオフ会ディナー。
 22時前に失礼して、23時前に帰宅して、シャワーをあびてからが大変だった。
 前日から延期され、当日の午前中に行われたF1の予選、午後の決勝、そして夜のラグビーの試合までの録画を、一切の情報を遮断して見なければならないのだ。
 ネットはもちろん、テレビも一切見ず、仲間には絶対に経過・結果を言うなときつく言い、帰路は電光掲示板からも、町の人々の表情からも目をそらすという徹底ぶりが功を奏し、無事にビデオを見ることが出来た。
 すべてを見終わったのは翌日の3時だった。

 F1は悔しい結果ではあるが、予選は最高だった。ベッテルのあのタイムが出たときの、鈴鹿のどよめきがすさまじかった。鈴鹿というチャレンジングなコースで、あのタイムは彼のドライバーとしての素晴らしさを証明していた。
 スタートは大失敗だったが、タイヤからして、遅かれ早かれ、メルセデスに抜かれていた。むしろ、最後の5週を守り抜いたセバスチャンに拍手。

 さて、私も人並みにラグビーを見る。
 子供の頃、実業団の試合をよくテレビで見ていたので、ルールは分かっており、フットボールなどより、よほど好きだ。
 スコットランドという強豪を相手に、自分のナショナル・チームが健闘,勝利するというのは、やはり感動的だった。

 ところで、スコットランドのメンバーの中に、どうも気になる顔がある。



 もちろん初めて見る顔なのだが、なんだか既視感がある。この人、絶対どこかで見たことがある・・・!あまりにも気になるので、名前を調べた。その名は、ジョニー・グレイくん!
 誰だ?誰に似ているんだ?

 この人だ!



 わぁ!1976年のトムさん!
 トムさんが髪を切って、マッチョになって、ラガーマンになったら、こうなるのか!
 似てるよ!歯とか、というか、歯がそのまんま!マウスピースを割り引いてもそっくりだ。
 忙しい日曜日の発見であった。

Under My Thumb2019/10/19 22:48

 仲間内で、グロッケンシュピール(鉄琴)の話になり、それからさらに木琴,マリンバの話になって、ザ・ローリング・ストーンズの "Under My Thumb" にはマリンバが使われているという流れになった。

 "Under My Thumb" というと、ライブアルバム [Still Life] のオープニング曲という印象が強くて、マリンバの音はちょっとピンとこなかった。
 すると物知りの人が、1966年のアメリカのテレビ番組でライブ演奏したときに、ブライアン・ジョーンズがマリンバを叩いているというのだ。
 それがこちら。



 本当だ、ブライアン・ジョーンズがマリンバを叩いている。もちろん、リップシンクだとは思うが、なかなか格好良い。キースがどこにいるのか分からない。
 ストーンズというとスタンダードなロックンロール,ブルース・ロックのスタイルではあるが、ビートルズばりの意外性,冒険性を持っていて、そこが彼らの良さに奥行きを持たせているのだろう。

 "Under My Thumb" は、1969年のハイド・パークにおけるブラインド・フェイスのライブでも演奏されている。
 ジンジャー・ベイカーの追悼もかねて、こちらも鑑賞。一瞬、クラプトンがニール・ヤングっぽく見えた。彼が左手の親指の爪を伸ばしているのは、どうしてだろう。押さえるのに必要なのだろうか。

Hey Bulldog2019/10/23 21:24

 私がビートルズを聴き始めた頃、良いアドバイザーもいなかったので、なかなか何を買えば良いのか分からなかった。
 そんな中で、たぶん最初の方に買ったのがオリジナルの [Yellow Submarine] だったのは、なかなか渋い選択だったのではないだろうか。
 当然A面しか聴いていなかったのだが、どれも名曲だった。

 "Hey Bulldog" はロックで格好良く、しかも楽しい曲だ。
 たしか、ダニー・ハリスンが、自分の父がビートルズだと知ったのは映画 [Yellow Submarine] で、父親に "Hey Bulldog" のピアノ・パートはどうなっているのか尋ねたとか、そういうエピソードがあったような気がする。
 ピアノはジョンだそうだ。もともとジョンの曲で、それにポールが協力した二人の競作で、リードボーカルも仲良く分け合っている。
 そしてハードでエッジの効いたギターソロが格好良い。ジョージがビートルズの世界から抜け出ていこうとする様子が分かる。



 ビートルズのトリビュート・イベントの時は、デイヴ・グロールがカバー。かなり原曲に忠実で、オリジナルが完璧なシロモノで、50年以上経ってもまったく色褪せないことがよく分かる。
 ジェフ・リンも幸せそう。ビートルズはものすごく有名な曲ではない作品にも、絶品が隠れている。それを演奏する楽しみがにじみ出ている。

Swing Low Sweet Chariot2019/10/27 21:26

 連日、ラグビー,F1,フィギュアスケートの観戦のために時間調整が必要だ。野球が早々に終わって助かった(ただし、ワシントン・ナショナルズは応援している)。

 さて、ラグビーは準決勝。基本的に弱いと見なされている方を応援するので、イングランド対ウェールズという決勝を期待していた。その期待は半分だけ現実になった。
 こうなったら、決勝は断然イングランドを応援する。

 準決勝の試合中に、イングランド・サポーターが "Swing Low Seet Chariot" を合唱する様子は感動的だった。次の試合でも聴きたい。



 "Swing Low Sweet Chariot" は、19世紀に成立した黒人霊歌。エリック・クラプトンのカバーも有名だ。
 たくさんの動画があるが、このザ・プランテーション・シンガーズの演奏が格好良く、感動的だった。
 前半はしっとりと深く歌い上げ、後半は力強いビートにのせて熱気を高めてゆく。血と魂の歌声だ。