ゲルマニア遙かなり ― 2017/11/20 20:08
最近、ドイツ語に興味があるような気がする。
妙な言い方だが、何となくそういう気がするだけで、本気でドイツ語を勉強したい!と思っているわけではない。
何となく興味があるのは、現時点で一番好きな映画がドイツ語だから。 「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア Knockin' on Heaven's Door」― タイトルこそ英語だが。ドイツ語の字幕を求めて、DVD, Blu Rayを4枚購入するに至る。
"Ich weiss." は覚えた。(I know.)
去年、ウィーンに行ったことも影響しているだろう。もっとも、ウィーンでは英語で押し通し、まったく不便を感じなかったのだが。今年になってから、NHKの語学番組で「旅するドイツ語 ウィーン編」を見ていた。結構楽しい。
うむ。ドイツ語。やってみようかしら。
語学の上達に重要なのは、その語学の文化に親しむことである。英語ならロック・ミュージックと、ブリティッシュ・コメディ。
やはり、音楽が近道だろう。よし、ドイツ語の音楽を聴こうではないかということで、いろいろ検索したのだが、どうも好みとかみ合うものに、めぐりあわない。
メタル、デスメタル、ユーロビート、テクノ…うーん。そうじゃなくて…ロックでポップで、ちょっと素敵にフォークな感じがいいんですけど…ビートルズとか、ザ・バーズとか、ザ・バンドとかそういう…
だがしかし、出るもの出るもの、いちいちメタル、デスメタル、ユーロビート、テクノ… おおむねアイ・メークがきつい。
そうじゃなくて、もっとハートランド・ロックとか、オルタナティブ・フォークみたいな…そういう…
そんなある日、「旅するドイツ語 ウィーン編」の挿入曲で、ちょっと感じの良いものがあった。あれなら聞いても良さそう。早速NHKに問い合わせたのだが、「BGMリストにありません。調べる手間はかけられません」という、つれない返事。
心配無用。今やインターネット時代である。ネットの力を借りて、曲名をつきとめた。教えて下さった方曰く、何度も聴きまくって、ちょっとでも掴めた単語を数語、ググれば良いとのこと。ええ、1語も分からないのですがね。
ともあれ、分かった曲がこちら。
どうやら、私が聞いた箇所は、ヴォーカルが始まってからだったらしい。ちょっとビートルズのポールっぽい。だが、しかし…イントロを聴いたら、たぶん興味を持っていなかっただろう。
ともあれ、これもご縁である。Die Prinzen,ディー・プリンツェンについて調べると、1987年デビューのコーラス・ポップ・グループである。
YouTubeのトップにあがる、代表曲を聴いてみよう。
うむ。そうか。そうなのか。
だめだ、どうしよう。このパロディ・センスを楽しみたいのだが、どうしても最後まで聞けない。他の曲もちょっと試すのだが、1分もたない。
Die Prinzen よ、さようなら。Auf Wiedersehen.
諦め悪く検索していると、Fool's Garden というバンドがヒットした。アポストロフィの有無は、時期によって違うらしい。
しかし!バンド名からして!英語!!!歌詞は英語!!!
ドイツ文化を紹介したある人のネット記事によると、ビートルズのような美しいメロディのイイ感じのロック・ポップスを求めると、ドイツという国ごと嫌いになる可能性があるそうだ。
まず、クラシック音楽が英米とは比較にならないほど、身近なお国柄。美しいメロディを求めるなら、まずクラシックなのだと言う。そして英語文化も近いので、英米のロックが直輸入される。わざわざドイツ語でそういう音楽を作る必然性がない。そうだ、ビートルズがドイツ(ハンブルグ)で下積みしていたことを忘れていた。
要するに、ロック・ポップスでドイツの独自性を求めると、私が好きなビートルズとか、ザ・バーズとか、ザ・バンドとかそういう…ものにはならないのだ。
F1レーサーの、セバスチャン・ベッテル(ドイツ人)が、ビートルマニアである理由がわかった。なるほど、それもそうか。
ドイツ語をやりたいなら、素直にクラシックに行けば?
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン。ゲルマンには散々お世話になっているのだが、どうもドイツ・リートや、ドイツ語歌劇には、イマイチぐっと来ない。音大時代、図書館の映像資料室でかなりオペラを見たが、好きになるのはイタリア語ばかりで、ワーグナーなどは序曲すら聴き通せなかった。
しかし、中途半端な検索であきらめてはいけない。どなたか、ドイツ語のハートランド・ロックとか、オルタナティブ・フォークみたいな…そういうバンドがあったら、教えて下さい。
妙な言い方だが、何となくそういう気がするだけで、本気でドイツ語を勉強したい!と思っているわけではない。
何となく興味があるのは、現時点で一番好きな映画がドイツ語だから。 「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア Knockin' on Heaven's Door」― タイトルこそ英語だが。ドイツ語の字幕を求めて、DVD, Blu Rayを4枚購入するに至る。
"Ich weiss." は覚えた。(I know.)
去年、ウィーンに行ったことも影響しているだろう。もっとも、ウィーンでは英語で押し通し、まったく不便を感じなかったのだが。今年になってから、NHKの語学番組で「旅するドイツ語 ウィーン編」を見ていた。結構楽しい。
うむ。ドイツ語。やってみようかしら。
語学の上達に重要なのは、その語学の文化に親しむことである。英語ならロック・ミュージックと、ブリティッシュ・コメディ。
やはり、音楽が近道だろう。よし、ドイツ語の音楽を聴こうではないかということで、いろいろ検索したのだが、どうも好みとかみ合うものに、めぐりあわない。
メタル、デスメタル、ユーロビート、テクノ…うーん。そうじゃなくて…ロックでポップで、ちょっと素敵にフォークな感じがいいんですけど…ビートルズとか、ザ・バーズとか、ザ・バンドとかそういう…
だがしかし、出るもの出るもの、いちいちメタル、デスメタル、ユーロビート、テクノ… おおむねアイ・メークがきつい。
そうじゃなくて、もっとハートランド・ロックとか、オルタナティブ・フォークみたいな…そういう…
そんなある日、「旅するドイツ語 ウィーン編」の挿入曲で、ちょっと感じの良いものがあった。あれなら聞いても良さそう。早速NHKに問い合わせたのだが、「BGMリストにありません。調べる手間はかけられません」という、つれない返事。
心配無用。今やインターネット時代である。ネットの力を借りて、曲名をつきとめた。教えて下さった方曰く、何度も聴きまくって、ちょっとでも掴めた単語を数語、ググれば良いとのこと。ええ、1語も分からないのですがね。
ともあれ、分かった曲がこちら。
どうやら、私が聞いた箇所は、ヴォーカルが始まってからだったらしい。ちょっとビートルズのポールっぽい。だが、しかし…イントロを聴いたら、たぶん興味を持っていなかっただろう。
ともあれ、これもご縁である。Die Prinzen,ディー・プリンツェンについて調べると、1987年デビューのコーラス・ポップ・グループである。
YouTubeのトップにあがる、代表曲を聴いてみよう。
うむ。そうか。そうなのか。
だめだ、どうしよう。このパロディ・センスを楽しみたいのだが、どうしても最後まで聞けない。他の曲もちょっと試すのだが、1分もたない。
Die Prinzen よ、さようなら。Auf Wiedersehen.
諦め悪く検索していると、Fool's Garden というバンドがヒットした。アポストロフィの有無は、時期によって違うらしい。
しかし!バンド名からして!英語!!!歌詞は英語!!!
ドイツ文化を紹介したある人のネット記事によると、ビートルズのような美しいメロディのイイ感じのロック・ポップスを求めると、ドイツという国ごと嫌いになる可能性があるそうだ。
まず、クラシック音楽が英米とは比較にならないほど、身近なお国柄。美しいメロディを求めるなら、まずクラシックなのだと言う。そして英語文化も近いので、英米のロックが直輸入される。わざわざドイツ語でそういう音楽を作る必然性がない。そうだ、ビートルズがドイツ(ハンブルグ)で下積みしていたことを忘れていた。
要するに、ロック・ポップスでドイツの独自性を求めると、私が好きなビートルズとか、ザ・バーズとか、ザ・バンドとかそういう…ものにはならないのだ。
F1レーサーの、セバスチャン・ベッテル(ドイツ人)が、ビートルマニアである理由がわかった。なるほど、それもそうか。
ドイツ語をやりたいなら、素直にクラシックに行けば?
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン。ゲルマンには散々お世話になっているのだが、どうもドイツ・リートや、ドイツ語歌劇には、イマイチぐっと来ない。音大時代、図書館の映像資料室でかなりオペラを見たが、好きになるのはイタリア語ばかりで、ワーグナーなどは序曲すら聴き通せなかった。
しかし、中途半端な検索であきらめてはいけない。どなたか、ドイツ語のハートランド・ロックとか、オルタナティブ・フォークみたいな…そういうバンドがあったら、教えて下さい。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。