Sugar and Candy2015/02/18 21:56

 前回のディラン様ラジオこと、[Theme Time Radio Hour]のテーマは "Sugar and Candy"。
 キャンディときて、私は真っ先に思いつく曲は、カウンティング・クロウズの "Hard Candy"。たぶん、カウンティング・クロウズでは一番好きな曲だと思う。



 ピアノの輝くような音色の使い方が素晴らしい。胸が締め付けられるような、切ないメロディだけど、スピードもビートも落とさず突っ走る爽快感。"again and again and again..." の絶妙なコーラスがいかにもこのバンドらしい。
 この曲でのキャンディは、固くて、素朴な、昔懐かしい味。戻っては来ない、切なくて甘い過去を象徴するイメージだろう。

 ディラン様は、砂糖も飴も、食べ物そのものとして取り上げた曲を多く紹介していたような気がするが、一方でもちろん "suger" は "honey" と同じように「愛しい人」というニュアンスでもよく使われる。
 まずは、ストーンズの"Brown Sugar"。ライブでも最高に盛り上がる名曲だ。たぶん、ロックでは最も有名な "Sugar" だろう。
 これは1971年。ピンクのスーツは、なかなかイケている。



 トム・ペティのソロアルバム [Wildflowers] の "Honey Bee" は、"Come on now, give me some sugar" という歌詞から始まる。
 この曲は、サタデー・ナイト・ライブで演奏している有名な演奏があるが、NBCなので動画サイトにはない。デイヴ・グロールが歯でも痛いのかという顔でドラムを叩き、トムさんが青汁(*注)だった。
 ここには、アルバム収録バージョンをはる。


 

 (注 青汁:昔、八名信夫がCM出演していた青汁。そのときの八名信夫の額の広い髪型が、トムさんの前髪を上げた姿に似ているので、このSNL出演時のトムさんを「青汁」と言う。ブロンド前髪サラサラ顔かかりなトムさん大好きな女子ファンのNちゃんが、SNLを見て「いやー!青汁ー!」と叫んだのがその始まり。)

 モータウンからも "sugar" を一曲。
 スティーヴィー・ワンダー1970年の曲 "Sugar"。マーティン・フリーマン先生のおあつらえ20曲にも選ばれている。
 スティーヴィー・ワンダーは活動期間が長く、多作なアーチストだが、私が好きなのは1966年の[Up-Tight] からこの70年頃まで。



 最後はやはりディラン様に締めてもらう。
 "Sugar baby" も良いけど…ここはロックに!2002年の "Brown Sugar" ! いいなぁ。この年は、"Something" も歌っている。私も会場にいたかった。

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