Never Enough ― 2022/12/26 19:58
フィギュア・スケートの全日本選手権が終わった。
女子は念願の、坂本 vs 三原の真っ向勝負となり、世界女王の坂本が二連覇を果たした。私としてはとても満足な対決,結果だった。
ペアはなんとエース・カップルが出場できないというアクシデントがあったが、実力的には間違いないので、彼らが世界選手権でメダルを取ることを期待している。
アイス・ダンスは、とうとう村元・高橋組が小松原組を破って日本一になった。しかも予想外に点差がついた。本当にここまで来たのだという、感慨もひとしおである。あの高橋大輔が、アイス・ダンスで世界選手権に帰ってくる!これだけでもワクワクだが、さらに言うならフリー・スケーティングにぜひとも進んで欲しい。後半組に入るのは難しいかも知れないが、最低限フリー進出。期待している。
男子のフリーは最終組が、ある意味考えさせられる結果だった。6分間練習では、全員4回転ジャンプが絶好調で、文句のつけようが無かったのだ。
ところが、本番になってみるとほぼ全員がミスの連発である。実は私も先週末ピアノの発表会だった。これまたミスの連発だった。練習で出来ていたことが、びっくりするくらい再現できない。本番というものは、まったくの別物なのだと再認識した。あの絶好調の宇野でさえ得意のフリップで転倒したのだ。本当にびっくりした。
結局、誰の演技が一番良かったかと言えば。やっぱり友野を挙げたい。確かにジャンプのミスはあった。しかし、あんなに完璧な「こうもり序曲」があるだろうか。あそこまで表情豊かに演じきれる人が、ほかに居るだろうか。私の「好み」で言うと、彼が世界選手権代表に選ばれて嬉しい。
二位という快挙の島田は、確かに世界選手権に行かせてあげたいと言う気もするが、今回の全日本の結果だけでは難しいところだろう。ランビエール同門の宇野としては、島田も一緒に行きたいという気持ちもよくわかる。女子は坂本と三原の同門二人が揃って出場するのだからなおさらだ。ただ、演技力で言うと島田と友野の間には差があったと思う。これまでも友野は世界選手権で結果を残して、日本の三枠獲得に貢献してきた経験もある。私はそれを買いたいと思う。
さて、今回の全日本選手権で印象的な曲を使ったのは、ショート・プログラムで5位に入った三宅咲綺だった。去年は26位に沈んだという彼女だが、今年のSPは会心の出来で、全てのSPの中で一番感動させてくれた。
コーチは坂本、三原と同じ中野園子コーチ。中野コーチ、凄いな!しかも振り付けは私が大好きな鈴木明子と来ている。これで感動しないはずがない。
曲は、映画 [The Greatest Showman] の "Never Enough" ―― この映画は、確か飛行機で見たと思う。有名なオープニング・タイトル曲や、"This Is Me" などはちょっと大袈裟すぎて好きではないが、"Never Enough" だけは素晴らしかった。劇中ではオペラ歌手が歌うことになっていたが、まったくオペラ的な歌唱ではなく、ポップスの発声で違和感がすごくあったが、曲と歌唱自体は良かった。
女優自身が歌ったのではなく、ローレン・オルレッドというプロの歌手が歌っている。最近、"Briten's got talent" に出たりして、やっとスポットライトを浴びつつある。
女子は念願の、坂本 vs 三原の真っ向勝負となり、世界女王の坂本が二連覇を果たした。私としてはとても満足な対決,結果だった。
ペアはなんとエース・カップルが出場できないというアクシデントがあったが、実力的には間違いないので、彼らが世界選手権でメダルを取ることを期待している。
アイス・ダンスは、とうとう村元・高橋組が小松原組を破って日本一になった。しかも予想外に点差がついた。本当にここまで来たのだという、感慨もひとしおである。あの高橋大輔が、アイス・ダンスで世界選手権に帰ってくる!これだけでもワクワクだが、さらに言うならフリー・スケーティングにぜひとも進んで欲しい。後半組に入るのは難しいかも知れないが、最低限フリー進出。期待している。
男子のフリーは最終組が、ある意味考えさせられる結果だった。6分間練習では、全員4回転ジャンプが絶好調で、文句のつけようが無かったのだ。
ところが、本番になってみるとほぼ全員がミスの連発である。実は私も先週末ピアノの発表会だった。これまたミスの連発だった。練習で出来ていたことが、びっくりするくらい再現できない。本番というものは、まったくの別物なのだと再認識した。あの絶好調の宇野でさえ得意のフリップで転倒したのだ。本当にびっくりした。
結局、誰の演技が一番良かったかと言えば。やっぱり友野を挙げたい。確かにジャンプのミスはあった。しかし、あんなに完璧な「こうもり序曲」があるだろうか。あそこまで表情豊かに演じきれる人が、ほかに居るだろうか。私の「好み」で言うと、彼が世界選手権代表に選ばれて嬉しい。
二位という快挙の島田は、確かに世界選手権に行かせてあげたいと言う気もするが、今回の全日本の結果だけでは難しいところだろう。ランビエール同門の宇野としては、島田も一緒に行きたいという気持ちもよくわかる。女子は坂本と三原の同門二人が揃って出場するのだからなおさらだ。ただ、演技力で言うと島田と友野の間には差があったと思う。これまでも友野は世界選手権で結果を残して、日本の三枠獲得に貢献してきた経験もある。私はそれを買いたいと思う。
さて、今回の全日本選手権で印象的な曲を使ったのは、ショート・プログラムで5位に入った三宅咲綺だった。去年は26位に沈んだという彼女だが、今年のSPは会心の出来で、全てのSPの中で一番感動させてくれた。
コーチは坂本、三原と同じ中野園子コーチ。中野コーチ、凄いな!しかも振り付けは私が大好きな鈴木明子と来ている。これで感動しないはずがない。
曲は、映画 [The Greatest Showman] の "Never Enough" ―― この映画は、確か飛行機で見たと思う。有名なオープニング・タイトル曲や、"This Is Me" などはちょっと大袈裟すぎて好きではないが、"Never Enough" だけは素晴らしかった。劇中ではオペラ歌手が歌うことになっていたが、まったくオペラ的な歌唱ではなく、ポップスの発声で違和感がすごくあったが、曲と歌唱自体は良かった。
女優自身が歌ったのではなく、ローレン・オルレッドというプロの歌手が歌っている。最近、"Briten's got talent" に出たりして、やっとスポットライトを浴びつつある。
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