John Lennon2021/12/30 22:32

 自宅で仕事をしている最中に、CD を端から順番に聞いていって、処分するものを選り抜くという作業。年内にロック部門が終了した。ビートルズ、ストーンズ、ディラン、TP&HB、ジョージの五者は、この作業から除外されている。
 そして不幸にも選ばれた CD たちは売り飛ばされ、本日10000円ほどの現金になった。
 実に色々なアーチストがその処分の対象になった。前述したビリー・ジョエルに続いて、クイーンもベスト盤を除いて処分してしまった。

 実は、告白するようだが ―― I confess! (Not you!!) ―― ジョン・レノンのソロ・アルバムも一部処分した。
 処分したのは、[John Lennon/Plastic Ono Band(ジョンの魂)], [Double Fantasy] の二作である。手元に残ったのは、[Imagine], [Rock 'n' Roll], [Walls and Bridgs], [Imagine (Movie sound track)], [Saved Fish] の五タイトル。
 [Imagine] については、初任給で買ったという思い入れがあったので、手元に残した。ちなみに、初任給ではもう一枚、ディランの [Highway 61 Revisited] も購入している。初任給の思い出でなければ、処分していたかも知れない。
 要するに、ジョンに張り付いている「不快な非音楽的人」の存在が強すぎると、聞くのが嫌になってしまって、好きではないアルバムになるのだ。一方、[Rock 'n' Roll] や、[Walls and Bridges] はその影響が少ない、もしくは無いのが良い。
 私が一番好きなジョン・レノンは、ビートルズの初期のシャウトするロックンロール・ボーイであって、愛と平和の使者、活動家というのは、ちょっと違う。
 そのような訳で、処分したアルバムに入っていて、かつ良い曲は、ベスト盤である [Saved Fish] などでカバーすればいいか…などと頭を整理したわけである。

 ジョンのソロ曲で好きな物も、もちろんたくさんある。最後のアルバムだって、"Woman" , "(Just Like) Starting Over" などが名曲だ。
 [Walls and Bridges] では、エルトン・ジョンと共演した "Whatever Gets You Thru The Night" がナンバーワン・ヒットになったが、動画サイトにはジョンのヴォーカルだけの珍しいバージョンがあった。これでも十分格好いい。
 イカしたサックスだなと思ったら、ボビー・キーズだった。さすが。