Autoharp2021/11/23 20:11

 ラヴィン・スプーンフルの代表曲といえば、"Do You Believe in Magic?" だが、1965年の映像があった。この時期の特徴として、お嬢さんがたが騒々しい。



 出だしでドラムスがミスるのがご愛敬。ディランのアンプラグドでもそういうシーンがあった。ポップスでは笑えるので良いが、クラシックだったら、全員真っ青である。
 ラヴィン・スプーンフルは特に好きなバンドというわけではないが、この曲は名曲だ。ちなみに、エリック・クラプトンが初めてジョージに会ったのはラヴィン・スプーンフルのライブの楽屋だったというエピソードがある。

 目立つのは、ジョン・セバスチャンが抱えている楽器である。(どうでも良いが、日本語で「ジョン・セバスチャン」を検索したら、真っ先にセバスチャン・ベッテルが上がってきて、しばらくその記事を読みふけった。)
 オートハープ Autoharp というそうだ。ハープとは言うが、実際にはチターを縦に抱えたような楽器だ。特定のダンパー(音止め)を抑えることで、コードを奏でる仕掛けになっている。
 ウィキペディアによれば、フォークやカントリーのバンドで使用されたとのことで、カーター・ファミリーの動画でもオートハープの演奏シーンがあった。ただ、大して面白くはない。

 コードを弾く分には豊かな響きがして良いのだが、メロディ楽器としてはちょっと向いていない。そういう意味で私にも向いていない。私はウクレレ弾きだが、コードとメロディを同時に演奏しようとして、先生が笑いながら悲鳴を上げている。それから、私の体格だと、この楽器を抱えるのも難しいだろう。

 動画を見ていると、アイリッシュ・バンドのメンバーがオートハープを用いてソロを演じている物があった。動画のタイトルにはないが、曲目は有名な "Kesh Gig"。これくらい出来たらいいなと思う。

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