St. Patrick's Day2021/03/17 20:37

 セント・パトリックス・デイである。
 例年なら、聖パトリックが何者かも知らない人も含めて、飲めや歌えや踊れや練り歩けやの、世界各地での大騒ぎなのだが、さすがに今年はそうも行くまい。
 私自身、このパンデミック下で、感染リスク減少のために犠牲にしているのが、アイルランド音楽のティン・ホイッスルである。最近すっかりご無沙汰で、腕もなまっている。
 セント・パトリックス・デイを期に、アイリッシュ・ミュージックを聴いて、やる気を掘り起こさねば。

 まずは、ヒストリー・チャンネルによる、「3分でわかる聖パトリック」から。
 アイルランドにキリスト教を広めたパトリックは、今やアイルランドの守護聖人だが、実のところアイルランド人ではないとか、アイルランドにヘビが居ないのは彼の力ではなく寒いからだとか、華やかな祝祭日になったのは、アメリカからとか、豆知識がいっぱい。



 では、音楽。
 やはり、ザ・ボシー・バンドが最高。とてつもなく凄い演奏なのに、涼しい顔をしているところが格好良い。



 そして、ケネディズ・キッチン。このバンドは、ホイッスルが上手い人を堪能できるので好きだ。
 この演奏では、途中で曲が "Rip the Calico" になったとたんに、どっと盛り上がって駆け込む感じが最高。



 こういう名演奏を見ると、自分もホイッスルを吹きたくなる。まずはセッション・チューンズ(曲集)の頭から順番に吹いていくことにしよう。

 番外編だが、リバーダンスも貼り付ける。
 ショー要素が強すぎるが、リバーダンスがアイルランド文化人気を爆発させたことは間違いなく、大きな功績がある。