Wildflowers & All the Rest がやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ!2020/10/17 13:55

 いよいよ到着、トム・ペティの [Wildflowers & All the Rest -Super Deluxe Edition] ―― フェデックス、ご苦労であった!

 わーい、わーい!早速開封!
 私のボックセットナンバーは、2633。
 おまけも色々 … ロゴのワッペンとシールが意外とでかい。うーん、シールはスマホに張れるくらいの大きさが良かったかな~



 内容がたっぷりあるので、まずは Disc 2 の [All the Rest] から聞くことにしよう。いわば、[Wildflowers] に入り損ねた面々である。
 印象的なところでいくと、まず "Leave Virginia Alone" ―― ロッドのバージョンの方が好きだと言ったが、取り消す。トム・ペティのバージョンも十分すばらしい!あのビデオが良くなかったんだな。
 純粋に曲だけ聞くと、大好物のフォーク・ロックの名曲を、爽やかに軽やかに、でもどっしりとした足下で聞かせてくる。素晴らしい演奏だ。これぞまさに、ハートブレイカーズ!という感じ。

 "Harry Green" は古い友人を懐かしみ、その痛ましい思い出を歌った曲。悲しくてすごく良い曲だ。恐ろしく暗いんだけど、人生ってこういう悲しみの積み重なりの上に成り立っているんだなぁと、しみじみと思わせる。
 ロックンロール・スター,トム・ペティのアルバムに入れるには悲しすぎたのかも知れない。今回、こうして日の目を見て本当に良かった。

 "Somewhere Under Heaven" は、数年前に発表されたときから、どうしてこれがお蔵入りになったのかと、恐ろしくなった曲だ。シングルにできる、カラフルでゴージャス、格好良い名曲。

 [She's the One] には、[Wildflowers] に入りきらなかった曲が収録されたというのは有名な話だが、同時に今回の[Wildflowers & All the Rest] では、[She's the One] の収録曲のいくつかが、別バージョンで納められている。
 その中で素晴らしかったのが、"Climb That Hill" ―― [She's the One] よりもライブっぽくて、バンドワークが堪能できる。こっちの方が断然好きだ。

 さて、あとディスク3枚ある。ゆっくり楽しむことにする。