Matchbox Twenty2020/08/06 23:10

 トム・ペティのことを凄く、凄く尊敬していて、彼を理想としたソングライターが中心となった、イカしたロックバンドのいくつかが、けっこう好きだ。
 世代的には、2000年前後にヒットを飛ばした感じだろうか。シスター・ヘイゼル,ザ・ウォールフラワーズ,ファストボールなど。

 彼らと同じようなカテゴリーに入れているバンドの一つが、マッチボックス・トゥエンティ(MB20)だ。奇しくも、TP&HBと同じく、フロリダ州の出身。
 そもそも、なぜ MB20 を聞くようになったのかと言えば、多分、TP&HBファンの間で、評判が高かったのだと思う。誰かに勧められて、ファーストアルバムを聴いたら、ものすごく良かった。

 冒頭の "Real World" からすでに超名曲。



 このフロントマンが、ロブ・トーマスというらしい。イケメンとか書いてあるところもあるが、私の好みで言うと、ちょっと目が寄りすぎで、顎が長すぎ。なんか、ノエル・フィールディングに似ている。

 セカンド・アルバムからは、美しいバラードの "Last Beautiful Girl"。優れたソングライターである、トーマスの才能が遺憾なく発揮されている。緊張と弛緩を繰り返す、サビの歌い回しが上手い。



 3枚目からは、ゴスペルのアレンジが効果的な、"Downfall"
 格好良いロックの体を保ったまま、ちょっとオーバープロデューシング気味なブラスや、ゴスペルも上手く取り入れるところが良い。



 4枚目からは、疾走感たっぷりで、爽やかな "Waiting on a Train" 「決して来ない列車を待っている」という歌詞に、"Come on, come on" というキャッチーさが微妙にダサいようで、また格好良い。




 ここまで絶賛しておいて、私はなにかおかしいと思った。
 あれ?このロブ・トーマスって、ソロ活動をしていなかったっけ?
 それでやっと気付いた。なぜ MB20 がTP&HBファンの間で話題だったのかというと、彼のソロ・アルバムにマイク・キャンベル先生が参加していたのだ!
 そうだ、そうだ…そのソロ・アルバムのジャケットというか、トーマスの容姿がイケてなくて、女子仲間のあいだで、不評だったのだ… 音楽も、MB20 と比較して、ちょっとがっかりだったような気が…そのアルバムを持っているはずでは…?

 ここまで思い出して、私はCDを探したのだが、どうしても見つからない。ダサいジャケットには見覚えはあるのに…おかしい、CDもなければ、iPodにも入っていない。
 そんな訳で、結局彼のソロアルバムをすべて、注文してしまった。いま、到着を待っているところだ。さて、その評価やいかに?

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