New Pony2019/01/13 20:08

 音楽大学時代の仲間と集まって喋ると、他愛も無いことで何時間でも大笑いしていられる。勉学に励んだかどうかはともかく、楽しい学生時代だったことは間違いない。
 ベルリン在住の仲間が帰国していて、話題になったのが、ドイツではリードで繋げば、犬もケージに入れずに、一緒に電車に乗れるという話。
 さらに、ベルリンの地下鉄には、ロバまで乗り込んできたと言う。

 ロバ…?四本脚だが、犬ではないぞ。しかもかなりでかい。
 確認したところ、実際はロバではなく…ポニーだった。どちらにしろ、かなりでかい。



 ボブ・ディラン1978年のアルバム,[Street Legal] はかなり好きなアルバムだ。
 ややフィル・スペクター風の分厚いサウンドで、感動的な曲調が多い。特に "Baby Stop Crying" や、"No Time to Think", "Is Your Love in Vain?" がお気に入り。
 このアルバムの二曲目に収録されているのが、"New Pony"。「ルシファーというポニーを飼っていた」という歌詞から始まる不思議な曲で、やがて「新しいポニーを手に入れた」と展開してゆく。
 ディランの曲としてはマイナーな方かも知れないが、なんとなく気になる、そして摩訶不思議な魅力のある曲だ。