40 Years of the Classic Album You're Gonna Get It!2018/05/03 20:45

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの公式から知らせが来て曰く、"40 Years of the Classic Album You're Gonna Get It!" なのだと言う。



 このTP&HBにとって2枚目のアルバムは、1978年5月2日にリリースされた。
 このアルバムの魅力はまず何と言っても、一曲目の良さだろう。"When the Time Comes" は、ワクワクするようなギターリフのクレッシェンドから始まり、ちょっと固いドラムに、ずしんと来るベース。そしてうっすらと響くオルガンの音。サビでのヴォーカルの重ねかたもしゃれている。
 こういう細やかなサウンドは、パソコンやスマホのスピーカーからは聴き取れない。ちゃんとしたオーディオかイヤホンが必須だ。
 トム・ペティ自身は「バーズ的」と言っているが、それ以上にポップな味わいもあって大好きな名曲だ。惜しいのは、ちょっと短すぎること。2分45秒しかない。あと1分聴いていたい。



 次のアルバムが彼らの代表作である [Damn the Torpedoes] なので、このセカンドアルバムは影に隠れがちだが、実際は "I Need to Know" と "Listen to Her Hear" という超メジャー曲が含まれている。もっと評価があがっても良いだろう。
 特に "Listen to Her Heart" は、2010年代のライブでもオープニング・チューンになるほどの名作。



 あああああ…だめだ…眩しすぎる…!何て美しくて可愛くて格好良いのか!ベンモントは一体どこにいるのか!
 トムさんの金髪キラキラ、歯もキラキラ。あの前向きでポジティブな歯並びも好きなんだ…!
 この曲のポイントの一つに、スタンがメインヴォーカルのダブルトラックの役割をしていること。あのドタバタしたドラムも良いし、スタンの声も良い。ハウイがいる時代でも、スタンがトムさんの相方を務めている。素敵。

 [Album You're Gonna Get It!] のジャケット写真は、最初ほかのもっと明るいものが用意されていたが、発売するにあたって暗い方のものに替えられたという話を聞いたことがある。
 その明るい方の写真をどこで見たのかは忘れたが、ちょっと明るすぎて、ジャケット向きではなかったかも知れない。たしか、トムさんが白い服を着ていて、それが微妙にダサかったような気がする。
 しかし、実際にアルバム・ジャケットになった写真も、トムさんの金髪のキラキラが生かし切れていない。タイトルとバンド名の文字が適当。
 でもやっぱり、これは名盤で、40年前からロックンロールの輝きを失わずにいる。

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