Please Call Home2017/05/29 20:51

 まずは、前置き。

 Forza Sebastian! Forza Kimi! Forza Ferrari!

 F1モナコGPは大満足の結果。本当に良かった。(あと、インディの佐藤琢磨もおめでとう)
 キミはピットインの指示に不満があったようだが、あのままウルトラ・ソフトで走り続けても、周回遅れに引っかかっている内にセブにアンダーカットで抜かれただろうし、リカルドにも抜かれる恐れもあった。キミは1位が欲しかっただろうが、2位を確保したのは悪くない結果だと思う。
 キミはその速さ、うまさを発揮している。まだチャンスはある。
 シャンパン・ファイトで、セブが一生懸命キミに取り付こうとしているのが可愛かった。アイスマンはそう甘くはないさ。

 本題。
 グレッグ・オールマンが亡くなった。
 具合が悪いとは聞いていたので驚きはしなかったが、ロック史に残る人物であるだけに、残念だ。

 オールマン・ブラザーズ・バンドのアルバムは数枚持っている。好きだが、大好きというわけでもない。「長いインプロヴィゼーションが苦手」というのが理由だろう。
 それでも、iPodのアルバムをシャッフルして、たびたび流れるのがABBだ。

 2009年に、デュエインの伝記を読んでいて、このブログの記事にもしている。

2009年6月28日 SKYDOG

 この当時、「デュアン」と表記しているが、最近の私は「デュエイン」と書く。
 グレッグというと、この本で読んだデュエインの深い愛情が印象的で、そこで知識がストップしている。音楽に関しては知識なんてそんなもので、あとは音楽を聞き倒せば良いだろう。

 グレッグが亡くなったと聞いて聞いたABBのアルバムは、デュエインのいたころのもの。
 2枚目のアルバム [idlewild south] の、"Please Call Home" が衝撃的に良かった。
 ごく普通の曲である。"Whipping Post" のようなグレッグ独特の雰囲気やリズムでもない、どこにでもありそうな普通の曲だ。でも、それがひどく哀しく、愛おしい音楽だった。
 いままでに、何回も聞いているはずなのに。私は涙が止まらなくなった。公共交通機関で。私はABBのファンでもないし、グレッグのファンでもない。ただ、ロックファンとして、彼の死が悲しいし、そでだけに、美しい音楽がこたえるのだ。

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