Rosewood Telecaster2016/11/30 21:29

 私は11月が苦手だ。

 このブログは音楽雑記であって、日記ではない。だからこの類いのことは余り書かないのだが。とにかく、私は11月が苦手だ。
 喜ばしいこともあった月だが、あまり良くないことの方が多く、重く、記憶が暗い。もともと寒がりなので、冬へ向かう気候も苦手だし、体調も総じて悪い。
 その良くない11月の記憶の一つが、2001年のジョージの死だったかも知れない。それも含めてジョージの美しき人生なのだし、あの素晴らしい [Concert for George] も11月だったのだからと、考えを転換するべきなのだろう。

 フェンダーは様々な名器のリイシューをしているが、今年の前半、ジョージのローズ・ウッド・テレキャスターをリイシューしたそうだ。

THE GEORGE HARRISON TRIBUTE ROSEWOOD TELECASTER



 [Let It Be] の時に使っていたことで有名なこの楽器。後にデラニー・ブラムレットに譲られたとのこと。ジョージの死後にデラニーがオークションに出し(出したのか…)、ハリスン家の代理人が競り落としたそうだ。今はダニーに頼めば見せてくれるのか。

 ローズウッドの演奏で一番印象的なのは、何と言っても、"Let It Be" のアルバム・バージョンだろう。
 と、ここまで書いて不安になったのだが、あのソロはローズウッドで間違いないのだろうか?ルーシー(レスポール・スタンダード)ということは?ギターの違いなんて、そうそう分からない。詳しい方がいたら教えて下さい。
 ここでは、ローズウッドだということにして、"Let It Be" アルバムバージョンを貼り付ける。いい奴かどうかはともかくとして、ポールの容姿で一番格好良いと思っているのは、この「Let It Be ヒゲ期」である。
 ジョージを称えるのに、ビートルズの、しかもポールの曲?と思われるかも知れないが、私はビートルズもジョージの輝かしいキャリアの一つなのだし、そもそもビートルズ・ファンなので、抵抗感がない。

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