Break-up2016/08/16 21:28

 夜中にテニスを見ていたら、ニュース速報が流れた。何事かと思ったらSMAPが解散だという。
 「あら、まぁ」と思った。

 大好きなグループが解散してしまうというのは、ファンにとっては悲しいことだろう。しかも、長期にわたって活動していただけに、喪失感も大きいに違いない。特にファンだというわけでなくても、多くの人が慣れ親しんだグループなので、寂しさもある。
 解散の原因について、あれやこれやと内情を探ったり、悪者を物色したり、周囲がどうこうと言いたてるのが盛んなようだが、当人達も立派な大人だ。彼らの解散という決断こそが、一番大きいだろう。そこに善も悪もない。彼らはそういう道を選んだ。

 思えば、私は好きなバンドに解散されてしまったという経験が無い。ビートルズはファンになった時点で、とっくの昔に解散していたし、メンバーの一人は故人だった。ハートブレイカーズとストーンズは相変わらずバンドをやっている。この二組は経年による活動の自然消滅はあっても、はっきりとした「解散」は今更ないと思う。
 シスター・ヘイゼルが解散したら、ちょっとショックだ。
 ジョージは若くして亡くなってしまったが、せっかく生きているのに別れ別れになってしまうのとは、また悲しみの種類が違う。

 SMAPのメンバーは、帰るべきグループを失い、それぞれ自分だけの活動に入るのだろう。5人全員が集まらなくても、何人かは一緒に仕事をすることもあるだろうか。
 生きてさえいれば(不幸にして、誰かが亡くなっても)、いつかまた、一緒に素敵な何かを作ることが出来るかも知れない。
 ファンにはそういう希望があっても良いと思う。

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