Stephen Stills Height, Tom Petty Height2016/07/03 11:49

 マッドクラッチのツアーが無事終了したとのこと。お疲れ様でした!
 聞くところによると、スティーヴン・スティルスとの共演もあったとのこと。
 YouTubeに動画も上がっているので早速観賞!



 なんだろう、これ…。なんだか、どこか調子っぱずれ。堂々と調子っぱずれ。自信満々に調子っぱずれ。格好良い…のか?なんだかよく分からないぞ。
 トムさんのあの髪型、慣れてくると…アルブレヒト・デューラー?

 アルブレヒト・デューラー 自画像(1500年 29歳)



 トムさん、ベースを弾く姿が格好悪い。昔からこうだったっけ?背中を丸めて、お腹が痛いみたい。親指で弾くせいかなぁ。

 そして、トムさんより小さいスティーヴン・スティルス。調べてみると、172cm。日本人の平均くらいだから、たしかに小柄。
 そもそも、トムさんの身長はどれくらいなのかと、あらためてググってみると…なんだこれ?そんなこと訊いてません。



 ディラン様が小さいのは知ってたけど(170無いと思ってた)、ウィンウッドも小さいなぁ。たしかに、ロイヤル・アルバート・ホールで見た彼は、中学生みたいだった。

Lederhosen2016/07/09 20:13

 キミ・ライコネンが、F1 フェラーリに来年も残留することが決定!セバスチャン・ベッテルと、キミ・ライコネンのコンビが来年も見られる!爆笑無線も聞ける!めでたい。
 セブとキミのコンビも好きなのだ。セブの方がだいぶ年下だが、どう言う訳だか仲が良い。今のメルセデスのように、タイトルを争っている間柄ではないからということもあるが。
 セブとキミが接触してしまった中国グランプリで、レース後車を降りるなり、ヘルメットを被ったまま謝り行ったのが可愛かった。



 先週のオーストリアは、事件満載で面白いレースだった。ベッテル・ファンとしてはちょっと残念だったが。
 目を引いたのが、地元開催となった、レッドブル。チロルやバイエルンの伝統衣装であるレーダーホーゼンをデザインした、レーシングスーツだったのだ。半ズボンはもちろん、白いソックスもデザインしてある。

レッドブル、半ズボン型スペシャルレーシングスーツで挑む



 これを見ると、否応無しに思い出すのが、モンティ・パイソンの "Italian Lesson"。イタリア語講座に、なぜかイタリア人ばかりが出席しているというお馬鹿なスケッチ。どこにレーダーホーゼンが登場するのかと言えば…
 「きみはドイツ語のクラスへ行きなさい!」



 レーダーホーゼンではないけれど、ついでにこれも。
 ドイツで放映されたエピソードでの、「バイエルン料理店」。



 これ、本当にドイツで放映したのか。凄いな。軽快な音楽に乗せて踊るエリックとマイケルは可愛いく、テリーJ は濡れた床で転んでいる…

I Forgive It All2016/07/16 21:27

 マッドクラッチの公式ミュージック・ビデオ,"I Forgive It All" が公開された。
 演じているのは、アンソニー・ホプキンス。



 うーん…微妙。もちろん、良いと思うのだけど。でも大して良くはない。あの名曲に、モノクロで、スローテンポな映像なら大抵は感動的になるだろう。
 老いた男が虚栄の街から遠ざかり、苦い想い出との葛藤、許す心、その難しさなどを...どうたらこうたら。
 モノクロで。渋い俳優で。米国国旗が悲しくはためく(俳優はウェイルズ出身だが)。
 どこかでこういうの、いくらでも見たような気がする。
 最後に大声で叫ぶの、すごく余計だと思う。せっかくの静寂の中に美しく音楽が響いていたのに。あのまま、つぶやき声で終わった方がずっと良かった。

 どうせ「よく見るようなMV」なら、アーチスト本人がチラっとでも出てくる方が断然好きだ。"Swingin"みたいに。



 そういえば、「このビデオのどこかに、スコット・サーストンの姿はないのか?まさか、あの天使たちの一人なのか?」というジョークがあったな。

Woman in Gold2016/07/22 20:15

 去年公開された映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」([Woman in Gold])のDVDを購入した。一度見てみると良い映画だったので、5回も見てしまった。
 クリムトの有名な肖像画,通称「黄金のアデーレ」をめぐる実話を元にした映画で、主演はヘレン・ミレン。



 美術物,歴史物,法廷物,友情物として盛りだくさんで、面白い。ミレンの衣装も良いし、いろいろ美しいものも登場。
 要するにナチスに収奪された叔母の肖像画を、老婆になった姪,マリア・アルトマンが、若い弁護士とともに法廷闘争の末に取り戻す話。
 色々なところで見覚えのある俳優が出てくるのも面白かった。「刑事フォイル」や、「ダウントン・アビー」などが好きな人にとっては特に。F1映画 [Rush] でニキ・ラウダ役だった、ダニエル・ブリュールが出てきたのも嬉しかった。
 やや残念なのは、絵を手放すまいとするオーストリア側がちょっと印象悪く描かれているところ。マリアに協力してくれた人は、実際にはもっと居ただろうし、最終的にオーストリアは絵を返還する。その決断をもっと丁寧に描いても良かっただろう。

 さてこの映画、音楽的にも面白い。
 まずは、アルノルト・シェーンベルク。オーストリア出身のユダヤ人で、アメリカに亡命したこの有名な作曲家の存在は、非常に重要。登場人物の存在そのものに大きな影響を与えている人物であり、その代表曲「浄められた夜 Verklärte Nacht」も重要な場面で出てくる。
 演奏シーンは、ウィーンのコンツェルトハウス。オーケストラへの編曲もよく演奏されるが、映画ではオリジナルの弦楽六重奏が用いられた。



 登場人物の一人がバリトン歌手で、歌声を披露したのは、「ドン・ジョヴァンニ」の、セレナーデ "Deh, vieni, alla finestra"(窓辺においで)。
 映画ではピアノの伴奏で歌われていた。実際の舞台では、歌手がマンドリンの弾き真似をしながら歌う。ここでは、コンサート形式の演奏。本物のマンドリン奏者が隣りで実際に弾いてくれているのが嬉しい。



 主人公の名前が「マリア」なので、「メアリー」の曲も出てくる。
 "Mary Don't You Weep" は、ゴスペルや、アレサ・フランクリンのバージョンで有名だが、この映画では、ブルース・スプリングスティーンのバージョンを、デロン・ジョンソンが歌っている。この人が何者だか、まったく分からない。



 ウィーンに行ってみたくなるし、ニューヨークに「アデーレ」を見に行きたくもなる。英語の勉強にも良いのだが、英語の字幕が無いのが惜しい。

Bob Fest rehearsal2016/07/27 20:22

 何となく動画を見ていて、久しぶりにボブ・フェストのリハーサルを見た。
 当たり前だけど、色々楽しい。



 G.E.スミスはとても大変そう。みんな、それぞれ自分勝手に彼に訊くものだから。喫煙組は後ろでタバコふかしはじめるし。あれ、トムさんがクラプトンに火をもらいに行ってるんだったけな。
 ディラン様は何やら、向かって左の方をチラチラ見る。ロジャー・マッグインを見ているのもあるけど、たぶんジョージにアピールしているのだと思う。
 そのジョージは、いつもの通りパーソナル・スペース極狭でロジャーを確保。教えてもらっちゃう。けど、本当は教えてもらえなくても完璧なんだろう。一回リハをした後は、ちゃんとボブをケア。ジョージはみんなのジョージだけど、ディラン様のジョージでもあるのだ!
 トムさんとニール・ヤングは部活の自主練感満載。ヤングがスミスに、「俺、二番じゃなくて三番が良い」とか言ってるけど。結局二番トムさん,三番ヤングで落ち着く。

 ボブ・フェストの準備段階では色々相談があったのだろう。多分、こんなんとか。

「アーチスト同士で紹介して、ステージに呼び込むのはどう?」
「いいねー!!」
「でもまず、ボブを誰が呼びこむのか、決めた方が良くね?」
「……」
「……」
「ジョージだ!ジョージに頼もう!!!」
「ジョージだ!ジョージがいい!!!」

「"My Back Pages" の順番どうする?」
「ボブがトリじゃね?」
「嫌がるだろ。どうしよう。」
「……」
「……」
「ジョージだ!ジョージに頼もう!!!」
「ジョージだ!ジョージがいい!!!」

ジョージ「いいよー。なんでもするよー。あ、ロニー、元気ぃ?奥さん元気?」

中村紘子2016/07/31 16:38

 ピアニストの中村紘子が亡くなった。ご冥福をお祈りします。

 彼女の功績は大きい。日本において、ピアニストという職業のシンボルだった。
 多くのピアニストは若くして才能を認められ、海外へ留学し、有名な国際コンクールで良い成績を残す。彼女はその典型だった。日本で押しも押されぬ「天才」だった彼女が、ジュリアード音楽院に入学するなり、指一本の下ろし方から叩き直されたという。そこからまた鍛錬を重ね、国際ショパンコンクールで四位に入賞した。
 コンクールでの成績は、プロのピアニストとしては最初の一歩に過ぎない。重要なのは、その後のさらなる成長であり、中村紘子はそれを成し遂げたからこそ、その後のピアニストとしての足跡を残せたのだと思う。

 世界のトップクラスと認識される「超一流」のピアニストだったわけではない。上には上がいる。私も、音高進学以降に彼女の演奏を選んで聴くことはなかったと思う。
 しかし、小学生くらいまでは、ピアニストといえば中村紘子だった。彼女の華やかな演奏活動は、これぞピアニスト。綺麗なドレスを着て、素晴らしくショパンを弾く姿は、多くの少女達の憧れであり、音楽大学への進学を志すきっかけになったことだろう。
 ピアノを習う子供の親は、中村紘子のレコードやCDを買うこともあっただろう。それを通じてショパンやリストの名曲がお馴染みのものになったことも、彼女の功績だ。
 「ピアノの実力はイマイチだが、それ以外の要素で売っている」という存在ではなく、飽くまでもプロとして立派な、一流ピアニストだった。

 中村紘子の凄いところは、一流のピアノ以外にも才能を発揮したことだ。雄弁であり、文章が上手く、構成力と企画力があった。ピアノを弾くだけではない、バイタリティに溢れた文化の発信者だった。
 テレビに出演しても面白い話をするし、ピアノの実力がそれを説得力のあるものにした。「N響アワー」で、海老沢敏先生と番組の司会を務めたこともあった。

 病気療養中、「病気が治ってもピアノが弾けないのは嫌だ」と語ったという。気持ちは良く分かる。しかし、彼女はたとえピアノが弾けなくなっても、ピアノの、そして音楽文化のために、沢山のことを成し遂げたに違いない。

 ポリーニやアルゲリッチが、バリバリの現役で活躍しているのを思うと、中村紘子の死は早すぎた。なおさら惜しい人を亡くしたと、残念に思う。