Bob Dylan at Royal Albert Hall Nov. 20132013/12/01 21:50

 本日、無事に帰国。お天気にも恵まれ、充実したロンドン旅行になった。

 リチャード3世をめぐる旅は、レスターまで出かけ、レスター大聖堂や、彼の遺骨が発見された駐車場、そしてボズワース・バトルフィールドまで足をのばし、広大な野原を満喫した。
 思い切って行って、本当に良かった。

 さて、ボブ・ディラン。
 ロイヤル・アルバート・ホールで11月27日と28日。どちらも去年のTP&HBほど席が良くはなかったが、ステージが綺麗に見渡せてとても見やすかった。
 そして去年気付かなかったことだが、ロイヤル・アルバート・ホールは音が良い。先週、巨大で音響の悪い所(東京ドーム)で見ているだけに、なおさら良く感じたのだろうか。

 予想外だったのは、カメラの使用が禁止されていたこと。去年のTP&HBが撮影し放題だったので、少し驚いた。なんでも、アーチスト自身の意向とのこと。
 スポットライトでステージ上のバンドだけが、ぼんやりと浮かび上がるように照らされた中での、フラッシュの使用は確かに気になるだろう。しかし、みんなめげない。スタッフの目を盗んでは頑張って写真を撮る。
 そのようなわけで、私も頑張る。27日のハーモニカを吹くディラン様。なんでも、27日にはジョニー・デップも会場に来ていたらしい。



 27日の動画は、最後のご挨拶(?仁王立ち)のみ。



 そして、翌28日。これぞ命がけの "All Alone Watchtower"。



 詳しくは、改めてレポートする予定。

 ロイヤル・アルバート・ホールのツアーは、サウンド・チェック前だった。これまたアーチストの意向で、サウンド・チェックは非公開とのこと。
 しかし、このことが幸いして、最上階からは写真を撮らせてもらえた。がらんとしたホール、とても雰囲気がある。



 出発する前に発売された、ビートルズのライブ音源集 'On Air - Live at the BBC Volume 2' の内ジャケットになっていた、BBCブロードキャスティング・ハウスにも行った。
 日没後に行ったので、夜景。けっこう綺麗に撮れた。



 11月29日はジョージが亡くなった日。前日のディランのコンサートで特別なことはなかった。それでも全然満足。
 29日の当日は、時間があったのでアビー・ロードにも足をはこんだ。
 ここも特に何もなかったが、いつものとおり観光客が写真を撮っていた。今のロンドンには、従来のような横断歩道模様は無いが(縁の点線だけが描かれている)、このアビー・ロードにだけは残されている。

 モータウンの先生こと、マーティン・フリーマンが行ったレコード・ショップを探したのだが、どうやら閉店してしまったらしい。残念。
 残念だったことと言えばこれくらいで、おおかたの目的は達した、充実の5泊7日だった。