Silvio2010/03/16 23:28

 ディランのライブを控え、往復3時間弱の通勤時間音楽を、iPodに入っているるディラン全曲に費やしてみた。Bob Dylanという名前で入っていた曲は全部で699曲。ほぼすべてのアルバムが入っている。
 すべてを聴き終わるまでに、約3週間ほどかかった。順番はアルバム単位で、アルファベット順。アルバムごとの特色の違いが良くわかる。

 ひたすらディランを聴き続けて、ディランのライブで聴きたい曲のことを考えた。それこそどっさりある。
 しかし、"Something" は最近やらないようだし、ウィルベリーズ物もだめだろう。クラシカルなものではなくて、60,70年代風の、イカしたロックをカバーしてくれるのは嬉しい。
 実際に演奏してくれそうな曲で、聴きたい曲となると、これが意外と今までに聞いたことのあるラインナップになりがちだ。
 中でも、"Silvio" は思い入れが強い。まずは、1996年のプリンス・トラストの映像から。ロニーが共演している。



 疾走感のあるクールなロックが最高。
 私が初めてディランのライブを体験した時も、このバージョンでの"Silvio" を聴き、内臓が震える思いがした。当時はまだ収録アルバム[Down in the Groove] を持っていなかったので、まさに初めて聞く "Silvio" にノックアウトされてしまったのだ。
 前回2001年来日時も、私にとって最初となった、横浜でのライブで演奏した。あの時は、横浜が一番良かったという感想だったのだが、やはり "Silvio" の印象が強かったせいもあると思う。
 "Silvio" の収録アルバム [Down in the Groove] は1988年の作品。
 なんと、ローリング・ストーン誌の「偉大なバンド・アーティストのワースト・アルバム15枚」に選ばれているそうだ。これはびっくり。正直言って、私はこのアルバムがかなりお気に入りだ。明るくてポップで、ロックしていて、何が良くないのだろう…売上だろうか。

 すでに大阪では今回の来日公演が始まっているが、まずはセットリストをチェックせずに、ライブに臨もうと思っている。

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