It's the same sad Echo

　1950年代末から活躍したカントリー・シンガーに、ストーンウォール・ジャクソンと言う人物が居る。1932年生まれ。ノース・カロライナ州出身。
　代表曲は、1959年の "Waterloo"



　残念ながら、私はロック・ファンのくせにカントリーにグッと来ない。何せ、カントリーを飛び越えて、アイリッシュに食いつくような趣味をしている。カントリーも間違いなく、素晴らしい音楽。しかし、この映像に表れているようなスタイルが、私のテイストではないらしい。ある意味すこし不幸でもったいない話だ。そもそも、この映像の表現は、カントリーの一面でしかないだろう。
　この年代のカントリー・シンガーとなれば、当然ビートルズやストーンズ、TP&HBにも影響を与えているだろう。それが具体的にわかると、私の感想も変わるのかも知れない。

　カントリー・シンガー、ストーンウォール・ジャクソンはニックネイムではないそうだ。本人の言うところによれば、かの有名な南軍の将軍トーマス・"ストーンウォール"・ジャクソンの子孫で、偉大なるその名を継いだとのこと。
　ただ、私の知識ではジャクソンには女の子供しかいない。本当にこのカントリー・シンガーが将軍の子孫かどうかは分からないが、その名を継ぐほど、ジャクソンが南部で敬愛されつづける人物であることは、間違いない。